終活相談の実例

今までの相談者のある一部をお話しし致します。

ある日、突然電話が鳴りました。相談に乗ってほしいと・・・特に何を相談したいと電話先ではなかったので私は家族の今後の相談と思っておりました。

夕方ご自宅に呼ばれたので、お邪魔する事にして電話を切りお伺いした。

 

Aさんのお宅で話し合い。時間にして恐らく2時間弱

 

内容

 話し始めは、アンケートをお願いしました。ご家族の事だとして話を進めていると実は身内が近場にいない、遠方に子供が居る。その子にあまり手間をかけさせたくないと言う。

子供たちも遠方で家族を持ち既に30年以上とか・・・相談者は85歳以上の女性の方です。旦那さんは5年ほど前に天国へ旅立っている。医者には余命宣告を既に言われている状態。

一人暮らしでたまに子供と連絡を取っていると言うが、心寂しく日々を暮らしているが、いつも考えることは死の事・・・・これからの事を誰かに真剣に相談したいと何年も前から考えていたそうでした。しかし、誰にどう話したらよいかわからずに不安だった。ある日の朝、自宅の郵便ポストから当社のチラシを手に取り何日も目にしてずーと考えていたそうです。

 それで半年が過ぎたようです。ようやく話す決心がつき電話したとおっしゃっていました。

私には子供が居る。しかし遠方の為もしもの時でも直ぐに来れない。近場の親戚などはと尋ねると行き来しているのは誰もいない・・・もう縁がきれているし亡くなっている・・・既に遠い親戚となって私の事もわからないと思うと話す。

 

わたりました。私の方で悩み解決の方向に導かせて頂きます。

 

 まず、最後はどのようにして迎えたいのか。どうして貰いたいのか。教えてください。と尋ねるとそこから打合せが進んだ。通常の打合せではあるけどご本人の思いを聞かない事には何も進まないし、始まらない。

 

今度はそれをどう実行してもらえるかの問題です。

  • 子供にこうしてほしいと時期をみて話す方法
  • 当社と公的な契約書を交わす方法

今のところ①番の時期をみて話すと言っていたのでご本人に任せることにした。

 

上記の様にその日の打合せは終わった。

2回目のご連絡を頂いた。

死ぬのが怖いと・・・・子供にも伝えてそのようにしてくれると言ったそうだ。

当社では、カウンセリングと言うか安心するように施した。15分間の何もない普通の会話とたまに前回話した一部の会話をして落ち着いてきた。恐怖が出た原因は他社の終活が怖かったと言う話。

 

(前回私と会う前に他社と相談していたらしい。今回、この内容には触れない)

 

何故、ご本人を目の前にして旅立つ人に恐怖を植え付けれるのか私にはかわからない。亡くなっていく人の心をわからない人のお話は恐怖そのものなのかも知れない。

 

当社には、看取り士の資格を持つ者が二人いる。看取り士とは亡くなっていく人の心を支えていく人の事。

当社では全力サポートしている。だから当社の社名がとーたる・さぽーと0528となっている。0528とは、愛と感謝と言う意味で、全力でサポートいたしますです。

 

3回目のご連絡を頂いた。

だいぶ元気が亡くなって手足が不自由になって自由にできなくなった。電話するのもやっととか。私の声が聞きたいと電話してくれた。

自宅に行こうかと尋ねると来てほしくない。見せたくないと言うので控えた。今回も15分程度の会話。子供にも話していて良い人と出会えて良かった良い旅立ちができるねと言われてホッとしていると話す。当然、私もホッとしている。何故なら死期も近づいていると共に心境が穏やかになっている事に安堵する。強烈な不安を私に話していた頃とは全く別人。

 

 私の願いそのもの安らかに旅立ってほしいと言う願い。たったひとつ・・・

 

その日が来るまでもう少し頑張りますと・・・静かに旅経ちたいと・・・

ご本人は感謝の言葉を添えて電話を切った。

 

その後数か月後、亡くなられて遠方にいる子供家族が来てくれて家族葬して自宅の遺品整理と墓じまいを終えて、関東に戻った。

 

数週間後、一通の感謝のメールを頂きました。